「プロローグ」


果てしなく広大な宇宙
その中に燦然と煌めくひとつの王国がある。
40もの小惑星で形成される“キラキラ座”という名の星の王国だ。
この一見、平和に満ちたキラキラ座だが、
一方でその平和を乱そうとする者も少なくはない。
今から15年前のことである・・・


キラキラ座第40番惑星・キラアク。
この星の独裁者・アヌビスキラアクは
第1番惑星・ズバットを我が物にするため、
侵略兵団を送り込んだのである。
惑星ズバットの領主であるムラカミ家は軍隊を編成して、これを迎え撃った。
しかし、恐るべき超能力を駆使するアヌビスキラアクの前に、ムラカミ軍は壊滅に追い込まれ、
最後の一人となった、レンジャー部隊行動隊長のジュダイも絶体絶命の危機に・・・


だが、その時、ムラカミ家の姫巫女・フセ姫が奇跡を起こした。
フセ姫はアヌビスキラアクの力の源である邪悪なエネルギー球体「キラーQ」を浄化、
アヌビスキラアクと共に消滅していった・・・


首領を失った惑星キラアクの侵略兵団はすぐさま撤退、
惑星ズバットは平和を取り戻した。


だが、人々は知らなかった。
フセ姫の命がけの行為・・・
そして、彼女が消滅した瞬間、8つの煌めく珠が空へ飛散していった事を・・・


時は流れ、現在・・・
再び、惑星ズバット侵略に乗り出す惑星キラアクの侵略兵団。

8つの煌めく珠に導かれ、集結する8人の犬士たち!

今ここに、キラキラ座史上最大の劇戦が始まる!!